私たちの脳は、大きく「右脳」と「左脳」に分かれており、それぞれの役割が異なります。右脳が優位な人と左脳が優位な人では、思考のパターンや行動の傾向が変わってきます。
また、脳の使い方には、インプット(情報の受け取り方)とアウトプット(情報の表現や行動の仕方)という2つの側面があります。手の組み方はどのように情報を受け取るか(インプット)、腕の組み方はどのように行動し表現するか(アウトプット)に関係すると考えられています。
今回は、「手の組み方」と「腕の組み方」を使って、簡単にあなたが右脳派か左脳派かを診断してみましょう!
1. まずは診断!あなたは右脳派?左脳派?
手の組み方(インプット:情報の受け取り方)
自然に手を組んでみてください(指を互い違いに絡ませるように)。
上になった親指を確認しましょう。
・左手の親指が上 → 右脳優位(直感・感覚的にインプット)
・右手の親指が上 → 左脳優位(論理・分析的にインプット)
🔍 なぜ? 手を組む動作は無意識に行われるため、優位な脳と反対側の手が上にくる傾向があります。

腕の組み方(アウトプット:行動や表現の仕方)
自然に腕を組んでみてください(腕は交差させる)。
どちらの手で反対の腕をつかんでいるかを確認しましょう。
・右手で左腕をつかんでいる → 右脳優位(直感的・柔軟なアウトプット)
・左手で右腕をつかんでいる → 左脳優位(計画的・論理的なアウトプット)
🔍 なぜ?腕を組む動作は、体の使い方と脳の指令が関係しています。その為、優位な脳と同じ側の手が行動する傾向があります。

2. 4つのタイプの分類方法
手の組み方(インプット) | 腕の組み方(アウトプット) | あなたの脳タイプ |
---|---|---|
左手(親指)が上(右脳A) | 右手で左腕をつかむ(右脳C) | 右右タイプ(AC) (直感型・クリエイター) |
左手で右腕をつかむ(左脳D) | 右左タイプ(AD) (バランス型・戦略家) | |
右手(親指)が上(左脳B) | 左手で右腕をつかむ(左脳E) | 左左タイプ(BE) (論理型・分析タイプ) |
右手で左腕をつかむ(右脳F) | 左右タイプ(BF) (実行力・行動タイプ) |
3. 4つの脳タイプとその特徴
① 右右タイプ(右脳 × 右脳:直感型・クリエイタータイプ)
特徴⇒直感的に捉えて、感覚的に発信
・ひらめき重視、論理よりも感覚で動く
・想像力が豊かで、独創的なアイデアを出せる
・計画よりもその場のノリや感覚を大切にする
向いている職業
アーティスト、デザイナー、ミュージシャン、ライター
②右左タイプ(右脳 × 左脳:バランス型・戦略家タイプ)
特徴⇒直感的に捉えて、論理的に発信
・直感と論理のバランスが良い
・アイデアを思いついたら、計画的に実行できる
・創造的でありながら、実現可能な形に落とし込む力がある
向いている職業
経営者、プロデューサー、教師、マーケティング
③左左タイプ(左脳 × 左脳:論理型・分析タイプ)
✅ 特徴⇒論理的に捉えて、論理的に発信
・計画的で、順序立てて物事を進める
・理論やデータを重視し、慎重に判断する
・リスクを回避し、安定した道を選びやすい
向いている職業
会計士、プログラマー、研究者、弁護士
④ 左右タイプ(左脳 × 右脳:実行力タイプ・行動派)
特徴⇒論理的に捉えて、感覚的に発信
・論理的に考えつつ、直感も大事にする
・計画を立てたら、すぐに行動に移すタイプ
・決断力があり、スピーディーに動くことができる
向いている職業
営業職、リーダー職、スポーツ選手、広告プランナー
4. まとめ:脳の特性を活かす
✅ インプット(手の組み方)とアウトプット(腕の組み方)で自分の脳の傾向を知る
✅ 自分の強みを理解し、仕事や人間関係に活かす
✅ 足りない部分を意識し、バランスの良い成長を目指す
脳の使い方の傾向を知ることで、より適した働き方や学び方を見つけるヒントになります。
ただし、どちらかの脳しか使っていないわけではりません。もしかしたらほぼ均等かもしれませんし、すごく偏りがあるかもしれません。発達具合も人それぞれです。過去の自身の行動も振り返ると、より理解を深められるでしょう。
脳の特徴を理解し、自分に合ったライフスタイルを見つけてみてください!😊
下記リンクにて、インプット(情報の受け取り)とアウトプット(情報の発信)の間にある「思考のプロセス」に特化した記事を用意しております。更に『脳』について詳しく知りたい方は一度チェックしてみて下さい!