1. ビッグファイブとは?
ビッグファイブとは、心理学で最も信頼性の高い性格診断の一つで、人の性格を以下の5つの要素で測定します。各特性の強弱を知ることで、自分の得意なことや課題を把握し、より良い自己理解につなげることができます
・開放性(Openness) … 新しいことへの関心、創造性
・誠実性(Conscientiousness) … 計画性、責任感
・外向性(Extraversion) … 社交性、エネルギッシュさ
・協調性(Agreeableness) … 思いやり、共感力
・神経症傾向(Neuroticism) … ストレス耐性、感情の安定性
この診断を受けることで、あなたの性格の強みや適性を把握し、人間関係・恋愛傾向・仕事に役立てることができます!※スマホの方は横画面を推奨します
2. 診断方法・スコア
青色のテスト開始を押してください。質問が各項目5問ずつ出てきます。
各質問に対し、次の3つの選択肢から選んでください。
・当てはまる(2点)
・どちらともいえない(1点)
・当てはまらない(0点)
スコア範囲と診断結果(合計点数)
・8〜10点 → 高い(特性が強い)
・6〜7点 → 高め(特性がやや強い)
・4〜5点 → 低め(特性がやや弱い)
・0〜3点 → 低い(特性が弱い)
3. 診断テスト・結果と解釈(5項目)
開放性(新しいことへの関心、創造性)
〇 高い(8〜10点)
新しいことに興味を持ち、創造的な発想ができるタイプ。変化を楽しみ、柔軟な考え方ができる。人間関係では個性的な人との交流を好み、恋愛では刺激的でロマンチックな関係を求める傾向。適職は クリエイティブ職・企画職・研究職 など、新しいアイデアを活かせる仕事が向いている。
〇 やや高い(6〜7点)
新しいことに興味はあるが、安定も大切にするバランス型。 基本的には好奇心旺盛だが、無理な挑戦は避ける傾向。人間関係では幅広く付き合うが、信頼関係を重視。恋愛では新しい経験を楽しみつつ、安定した関係も求める。適職は 教育・マーケティング・IT関連 など。
〇 やや低い(4〜5点)
変化よりも安定を好み、慎重に行動するタイプ。新しいことに興味はあるが、大きな変化には消極的。人間関係は狭く深く、恋愛では安心感を求める傾向。適職は 事務職・公務員・ルーチンワーク など、決まった手順で進められる仕事が向いている。
〇 低い(0〜3点)
決まったルールや環境を好み、新しい挑戦には慎重。 人間関係では少数の親しい人と深く付き合う傾向。恋愛では落ち着いた関係を求め、変化や刺激をあまり必要としない。適職は 経理・データ分析・ルーチン業務 など。
誠実性(計画性・責任感)
〇 高い(8〜10点)
計画的で責任感が強く、コツコツ努力できるタイプ。 人間関係では信頼されやすく、頼りにされることが多い。約束をしっかり守り、真面目な印象を持たれやすい。恋愛では一途で安定した関係を築くが、慎重すぎて恋愛のスタートが遅れることも。適職は 管理職・医療職・法律関係・経営者 など、計画性や責任感が求められる仕事が向いている。
〇 やや高い(6〜7点)
基本的に真面目だが、柔軟さもあるバランス型。 人間関係では誠実で、周囲との信頼関係を大切にするが、時には臨機応変に対応することも。恋愛では安定した関係を求めつつ、適度に遊び心もある。適職は 教育・営業・エンジニア など、計画性と柔軟性を活かせる仕事が向いている。
〇 やや低い(4〜5点)
マイペースで自由なスタイルを好むタイプ。 人間関係では適度に距離を保ち、あまり束縛されることを好まない。気分によって行動することが多く、計画性にはやや欠ける。恋愛では相手に合わせることはできるが、型にはまりすぎるのを嫌う。適職は クリエイティブ職・フリーランス など、自由度の高い仕事が向いている。
〇 低い(0〜3点)
自由奔放で計画性が低いタイプ。 人間関係ではフットワークが軽く、場面によって付き合う相手を変えることもある。ルールや締め切りに縛られるのが苦手で、気ままな生き方を好む。恋愛では感情のままに行動しやすく、自由な関係を求めることが多い。適職は アート・エンタメ・クリエイター など、自分のペースで進められる仕事が向いている。
外向性(社交性・エネルギッシュさ)
〇 高い(8〜10点)
社交的でエネルギッシュ、人と話すことで活力を得るタイプ。 人間関係では積極的に交流し、恋愛ではアクティブで楽しい関係を求める。適職は 営業・イベントプランナー・芸能関係 など。
〇 やや高い(6〜7点)
社交的だが、一人の時間も大切にするバランス型。 人間関係では広く浅く付き合うことも、深い関係を築くこともできる。恋愛ではパートナーとの時間を楽しみつつ、時には一人の時間も求める。適職は カウンセラー・教師・チームワークが必要な仕事 など。
〇 やや低い(4〜5点)
少人数での付き合いを好み、大勢の場ではあまり目立たないタイプ。 人間関係では信頼できる相手と深く付き合う。恋愛では落ち着いた関係を求め、派手なデートより静かな時間を楽しむ。適職は 研究職・プログラマー・デザイナー など。
〇 低い(0〜3点)
内向的で一人の時間を大切にするタイプ。 人間関係は最小限に抑え、深い関係を築くことを重視。恋愛では落ち着いたパートナーを求める。適職は ライター・エンジニア・図書館司書 など。
協調性(思いやり、共感力)
〇 高い(8〜10点)
思いやりがあり、周囲と調和を大切にするタイプ。 人間関係では親しみやすく、人の気持ちを考えて行動する。恋愛では優しく、パートナーを大切にする。適職は カウンセラー・看護師・接客業 など、人と関わる仕事が向いている。
〇 やや高い(6〜7点)
基本的に協調的だが、自分の意見も持っているバランス型。 人間関係では周囲に配慮しつつも、自分の意見を大切にする。恋愛では穏やかだが、時には意見を主張することも。適職は 教育・チームワークが求められる仕事・営業 など。
〇 やや低い(4〜5点)
自分の考えを大事にし、周囲と適度な距離を保つタイプ。 人間関係では冷静で、周囲に流されにくい。恋愛では感情的になることは少なく、論理的に考える傾向。適職は 研究職・エンジニア・分析系の仕事 など、一人で進める業務が向いている。
〇 低い(0〜3点)
自分の意見を強く持ち、競争意識が高いタイプ。 人間関係では論理的で、妥協をあまり好まない。恋愛では独立心が強く、対等な関係を求める。適職は 弁護士・起業家・リーダー職 など、判断力や決断力が求められる仕事が向いている。
神経症傾向(ストレス耐性、感情の安定性)
〇 高い(8〜10点)
感受性が強く、ストレスを感じやすいタイプ。 人間関係では気を遣いやすく、繊細。恋愛では不安を感じやすいが、深い愛情を持つ。適職は 芸術・執筆・心理カウンセラー など、感受性を活かせる仕事が向いている。
〇 やや高い(6〜7点)
多少のストレスを感じやすいが、適度にコントロールできるタイプ。 人間関係では慎重で、信頼関係を築くのに時間がかかることも。恋愛ではパートナーに対する気遣いが多い。適職は 接客業・教育・医療職 など、周囲と適度に関わる仕事が向いている。
〇 やや低い(4〜5点)
多少のストレスは感じるが、あまり影響を受けにくいタイプ。 人間関係では穏やかで、落ち着いた対応ができる。恋愛では安定した関係を築きやすい。適職は 事務職・エンジニア・ルーチンワーク など、冷静に業務を進められる仕事が向いている。
〇 低い(0〜3点)
ストレス耐性が高く、感情の浮き沈みが少ないタイプ。 人間関係では冷静で、あまり動じない。恋愛では精神的に安定しており、落ち着いた関係を築く。適職は 管理職・経営者・公務員 など、冷静な判断が求められる仕事が向いている。
4. 診断結果の活用・まとめ
ビッグファイブでの心理診断は、自分の性格の特徴を客観的に理解し、より充実した人生を送るための手助けとなります。診断を受けることで、自分の強みや弱みを知り、無理のない生き方や適した環境を選ぶことができます。人間関係では、自分に合ったコミュニケーションのスタイルを見つけ、他人の性格も理解しやすくなります。また、仕事の適性を把握することで、職業選びや働き方のヒントを得ることができるでしょう。診断結果を活かせば、自分に適した環境でのびのびと生活し、より良い人間関係やキャリアを築くことが可能になります。自分を知ることは、より快適で幸福な人生への第一歩です。
本テストはあくまで簡易テストです。参考にはなりますが、詳しく知りたい場合は専門の医療機関をご利用ください。